JVCケンウッド健康保険組合

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ジェネリック医薬品促進通知書のご案内

当健康保険組合では、厚生労働省からの通達もあり、増え続ける医療費の適正化につながるジェネリック医薬品の普及拡大を図るため、健保加入者の皆さんへジェネリック医薬品利用促進に関する情報提供として「ジェネリック医薬品促進通知書」を送付いたします。ジェネリック医薬品を上手に活用することで、皆さんの医薬品代の自己負担が軽減されるとともに、皆さんの保険料で運営している健保組合の医療費削減にもつながります。

今後、ジェネリック医薬品の利用促進を推進していきますので、お手元に促進通知書が届きましたら、是非、この機会にジェネリック医薬品についてご理解いただき、ジェネリック医薬品のご使用切り替えへのご協力をお願いいたします。

また、促進通知書が届かなかった方も、ジェネリック医薬品の切り替えを希望される場合は、かかりつけの医療機関の医師、もしくは調剤薬局の薬剤師へご相談ください。

通知対象者は?

処方された医薬品がジェネリック医薬品に切り替え可能で、変更した場合の自己負担額が3ヶ月で1,000円以上削減出来る被保険者及び被扶養者の方(注意:必ずしも全員に通知書が届くわけではありません)

こんな病気の方はとくに医療費の節約効果が!

長期にわたって治療が必要な慢性疾患である

  • 糖尿病、高血圧症、高脂血症、高尿酸血症、脂質異常症、肝機能障害、動脈硬化脳血管疾患などの生活習慣病
  • 鼻炎、花粉症、気管支喘息などのアレルギー病
  • 腎不全、消化器系疾患、ウィルス性肝炎等

通知書の内容は?

現在、処方されている新薬名と価格、数量、支払金額、変更可能なジェネリック医薬品名、ジェネリック医薬品に切り替えた場合の減らせる金額、既にジェネリック医薬品の処方されている場合は、新薬と比べた自己負担削減額等が掲載されています。

ジェネリック医薬品とは?

医療機関で処方される薬には、新薬(先発医薬品)とジェネリック医薬品(後発医薬品)の2種類があります。先発医薬品とは、医薬品メーカーが最初に開発・発売した医薬品です。特許期間中、そのメーカーは独占して製造・販売する権利を持ちます。それに対し、ジェネリック医薬品は、特許期間が切れた後、他のメーカーによって同じ有効成分で製造・販売された医薬品のことです。

ジェネリック医薬品はこんなにお得!切り替えるメリットは?

ジェネリック医薬品を使用することの1番のメリットは、新薬と同じ有効成分で、医薬品の自己負担額が減り、医療費を抑えられる事です。
ジェネリック医薬品の価格は、先発医薬品の約2割~7割と幅がありますが先発医薬品と比べて価格が安いのが特徴です。

ジェネリック医薬品はなぜ安いの?

新薬は研究・開発・製造に数百億円以上の開発経費と20年~25年の開発期間を必要とします。それに対して、ジェネリック医薬品は新薬に比べて少ない費用で製造する事が出来るため、安く抑える事が出来ます。

効果や安全性は?

ジェネリック医薬品の有効成分は、先発医薬品と同じです。国の定めた厳格な医薬品としての品質基準を満たした上で、製造が認可されているため、有効性や安全性については十分に検証されています。

ジェネリック医薬品を利用するには?

ジェネリック医薬品を使うには、医師の処方箋が必要です。受診時に「ジェネリックを使いたい」とはっきり伝えましょう。もし、伝えるのが難しい場合は、「かんじゃさんの薬箱」のトップページから「「お願いカード」のダウンロード!」で「ジェネリック医薬品お願いカード」を印刷し、医療機関や薬局の窓口でカードをご提示いただくことで、ジェネリック医薬品を処方してほしいという意思表示になります。

かんじゃさんの薬箱 http://www.generic.gr.jp/

ジェネリック医薬品希望カード

ジェネリック医薬品について、もっと知りたい方はこちらへ・・・

日本ジェネリック医薬品学会が運営する下記のサイトでは、ジェネリック医薬品に関する詳しい情報をご覧になることが出来ます。当健保のHP内のお役立ちLINKにも掲載されています。

かんじゃさんの薬箱を活用しよう! http://www.generic.gr.jp/

先発医薬品の薬品名を入力すると、その薬にジェネリック医薬品があれば切り替え可能なすべてのジェネリック医薬品が表示されます。ぜひ、この機会にお試しください!