JVCケンウッド健康保険組合

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2024年度特定保健指導のご案内

2024/09/20

健康保険組合に実施が義務付けられています「特定健診・特定保健指導」について、今年度の健康診断の結果から、生活習慣病(糖尿病・高血圧症・脂質異常症等)発症リスクがあると判定された方へ、生活習慣改善をサポートする「特定保健指導プログラム」のご案内を開始いたします。 

 今年度より特定健診対象年齢前(35~39歳)の方につきましても生活習慣病リスクのある方に対してプログラムのご案内を行います
※早めのアプローチにより、将来の生活習慣病の発症・重症化の予防に取り組みます。

 
 生活習慣病は気付かないうちに進行します。今大丈夫だから、病気になってから治療すればいいという考えではなく、未然に防ぎ、将来も元気に生活できる様、対象となられた方はプログラムへの積極的な参加をお願いいたします。
 
1.対象者 

35歳~74歳の被保険者の方で健診結果から生活習慣病リスク度を高い順に「積極的支援」「動機付け支援」「情報提供」の3段階に階層化し、「積極的支援」「動機付け支援」と判定された方。
 

※年齢は年度年齢(令和7年3月31日時点の年齢)になります。 

※血圧・脂質・血糖の治療薬を服薬中の方は対象外となります。(情報提供に位置付けられます)

※人間ドック施設にて健診後に特定保健指導を既に受けている方は案内の対象外となります。

※35歳~39歳の方はリスク度に関係なく「動機づけ支援コース」をご利用いただきます。

 

特定健診/特定保健指導、「積極的支援」「動機付け支援」はどのように決められるのか?などについては

こちらをご覧ください。   ⇒ 特定健診・特定保健指導とは?(当健保掲載)

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2.案内方法

  健保あるいは人事部門よりご案内します。
 l※対象者情報は人事部門(健診担当者)へも提供いたします。

 参加率が低迷しているため、事業主にも協力をいただき、会社・健保共同で従業員の健康維持・増進に取り組みます。

 ※被扶養者および任意継続加入者の対象者への案内について

  ㈱イーウェルの人間ドック・生活習慣病健診及びけんぽ共同健診(一般健診・特定健診コース)を受診された方で特定保健指導の対象となられた方へは、けんぽ共同健診事務局より特定保健指導委託先会社(下記①~③)を通してメールあるいは電話にてご案内が行われます。
   保健指導委託先
         ①株式会社サンプリ
         ②株式会社イーウェルヘルスケアサービス
         ③
株式会社MCCマネジメント(マツキヨココカラ&カンパニー)
  
  
   
3.費用

     無料 プログラム費用は全て健康保険組合が負担します。
  ※但し、スマホ/PC等による遠隔での初回面談実施時のデータ通信費は自己負担となります。(Wi-fi環境下での実施を推奨)



4.特定保健指導委託先

 今年度は下記専門会社2社をご案内いたします。

  ①RIZAP株式会社 
  ②株式会社ベネフィット・ワン

  

5.特定保健指導の流れ(概要)
  
Step1:初回面談(カウンセリング)
保健指導委託会社専属の管理栄養士あるいは保健師とマンツーマンで面談を行います。(30分~40分)
~健診結果を振り返りながらご自身の生活習慣病リスク度を理解していただき、リスク改善のための行動計画を立てていただきます~
 
Step2:継続支援(初回面談後3ヶ月間~6ヶ月間 )
初回面談時に立てた計画について、アプリ・メール・電話等を用いて取組状況の報告やアドバイスなどのサポートをもらいながら実行してもらいます。
 
Step3:実績評価
継続支援終了後、結果(体重、腹囲等について)の報告、アンケートへの回答を行っていただき終了となります。



6.その他

1)昨年度(2023年度)の実施状況について(被保険者)  ※見込み値

  特定保健指導対象者数:878名  特定健診受診者の17.7%が該当 (前年度:18.7%)

  特定保健指導参加者数:215名  参加率:24.5% (令和4年度実績:21.2%)

  ※参加率については現在継続支援中の方も含まれるため、最終確定は10月末時点(国への報告時点)でのプログラム終了者数にて確定となります。 

 
(参考)単一健保組合全体平均との比較(経年推移 2018-2022)


 当健保の実施率は2020年度以降UPしていますが、健保組合全体平均と比較するとその差はまだ大きい。

 ※実施率が低い健保組合にはペナルティが課せられます。現時点で当健保は該当しませんが、ペナルティの基準値は健保全体の平均値を基本に設定されますので、今後健保組合全体の実施率がさらに上昇すれば、ペナルティ基準値も連動して上昇することから、現状の実施率のままではペナルティを課せられる可能性が高まります。

 

2)健康診断の結果、特定保健指導対象にならなかった方も注意してください。

 健診結果からの階層化はまず『腹囲』『BMI』で内臓脂肪蓄積のリスクを判定します。この時点でどちらも基準値を下回っている方は自動的に特定保健指導の対象から外れます。

 しかし、中には血圧・血糖・脂質の検査数値が基準値を超えている方もいらっしゃいますので、特定保健指導の対象ではないからと安心せず、ご自身の過去からの検査数値の変化を確認いただき、数値が毎年上昇している方、基準値を超えている方は生活習慣の改善に取組んで下さい。

 健康応援WEBサイト「KENPOS」には過去からの検査結果や生活習慣改善ヒントなども掲載されていますので、是非ご活用ください。→KENPOSセルフケア
KENPOS未登録の方は初回登録が必要です。
※健診結果につきましては人間ドック/生活習慣病健診受診者は全員、会社の健康診断受診者は健保にデータ提供いただいた方のみになります。
※被扶養者の方は「KENPOSセルフケア」をご利用いただけません。


 


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     → 問い合わせ先


 

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