健康保険組合と事業主が共同で実施するコラボヘルス事業について(別表2)
JVCケンウッド健康保険組合は加入者の健康増進のための事業を事業主と共同実施することとしました。共同で実施する事業内容、目的、個人データの項目、利用者の範囲等については以下の通りとします。
1. 共同で実施する事業内容
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(1)特定健診・特定保健指導
健保組合が実施する人間ドック等の健診結果と事業主による健康診断の結果を共有し、生活習慣病リスク保有者の生活習慣改善をサポートします。また特定健診対象前の若年層のデータも共有し、早期サポートによる将来のリスク低減にも取組みます。 -
(2)重症化予防
生活習慣病関係の健診結果において、受診勧奨レベル者への受診勧奨や、すでに服薬等で治療中の方で数値の改善が見られない方への重症化予防を行います。 -
(3)その他疾病予防事業
事業所にて実施する各種疾病予防事業(インフルエンザワクチン集団接種・歯科集団検診・ガン検診、健康セミナーや健康イベント等)や加入者のヘルスリテラシー向上を目的とした健康情報提供(例:健康年齢通知など)
2. 共同利用される個人データの項目
健康診断、保健指導(特定保健指導)、その他疾病予防事業等のデータ(氏名、生年月日、性別、住所、電話番号、メールアドレス、被保険者等記号・番号、事業所名、社員番号、所属名、健診受診日、健診受診医療機関情報等)、重症化予防対象者の医療機関受診情報(血圧・血糖・脂質に関する通院・投薬状況等)
尚、健保組合から事業主へ提供する健診結果については別表1の「人間ドック基本検査項目表」の通りです。追加検査項目があるときはこれを含みます。但し健診業者により一部、検査項目、検査方法の異なる場合もあります。
また事業主と健保の事前協議により、事業主が必要とする検査項目範囲(法令上必要な項目等)に変更する場合もあります。
3. 共同利用者の範囲
- 健保組合
保健事業担当者、事務長、常務理事 - 事業会社
健康経営推進担当者(産業医、看護師、保健師、事務スタッフ)
4. 共同利用の目的
医療費適正化、健康経営を推進する上で重要となる健診受診、保健指導、受診勧奨、重症化予防、データ分析、健康リテラシー向上のための情報提供等、加入者の健康維持・増進を事業主と協力して効果的に行います。
5. 当該個人データの管理について責任を有する者の氏名又は名称
- 事業主
各適用事業所の人事総務責任者とします。 - 健 保
JVCケンウッド健康保険組合 常務理事
なお、日常業務では責任者が任命した者がその管理責任を負うこととします。
以上